人がサービスや商品を購入する際、その内容が自分にとって損か得かといった心で動くことが多いですが、得と感じた時、そこに最後の一押しとして必要になるのが【ベネフィット】です。
皆様はこの【ベネフィット】という言葉をご存知ですか?同じような内容で、メリットという言葉もありますが、実際比較してみますと、
■メリット
利点。価値。⇒コトバンクより
■ベネフィット
製品やサービスを利用することで消費者が得られる有形、無形の価値のこと。⇒コトバンクより
どちらにも【価値】といった言葉が入っていますが違いは?メリットとは、直接的な商品やサービスの良いところを指し、ベネフィットでは、その商品やサービスによってもたらされる恩恵といったところでしょうか?ダイエットを例に具体的に話しますと、
■メリット
ダイエットをして、お洒落の幅が広がった
■ベネフィット
ダイエットをして、お洒落の幅が広がったことから、彼氏ができた
メリットの場合、痩せたことにより着れる服が増えたという価値に焦点がありますが、ベネフィットの場合、お洒落の幅が広がった先にある彼氏ができたといった価値に焦点があります。ここから考えますとメリットより断然ベネフィットの【価値』の方がターゲットに与えるインパクトは大きいです。
これは集客する上での広告でも同じです。周りの広告がメリットばかりを追求しているのであれば、ターゲットユーザーの心を動かす魅力あるベネフィットで出稿すれば埋没しがちな広告も目立ちませんでしょうか。ここでは、美容室を例にとって話していきます。
ベネフィットを明確にする
WEBやチラシなどの広告を出すときに『これを行うことでこうなり、こんな結果がでます』といった言葉で明確にします。例えばパーマの場合、『パーマすることでお手入れが楽になり、朝少しだけ寝坊できます』といった感じです。
これは、ターゲットユーザーへの誓いなので、このベネフィットを探していたターゲットユーザーが美容室に行くことへの絶対的な安心材料となり、またそのサービスにもっとも期待するポイントとなります。ただし、過大な誓い(過大広告)は、絶対にNGです。
画像で訴えるベネフィット
インスタなど画像で表現する全盛な時代です。これはチラシ広告にも効果的です。画像を使用する場合、ビフォーアフターを使うのが非常に効果的です。画像の場合、何を示しているのかといった言葉もある程度必要になり、その画像と言葉がリンクしない場合、効果は半減するでしょう。また盛るなどの加工した画像はNGです。上記でも触れましたが、過大な表現はいけません。
ただ注意しなければならないのが、リスティング広告(アドワーズ広告)といったWEB広告の時です。各々、YDNやGDNといった画像広告でビフォーアフターを使用すると審査が通らないケースが増えておりますので、リスティング広告(アドワーズ広告)といったWEB広告の際には違う形でのベネフィットをお勧めいたします。
ベネフィットを疑問符にする
あえて過程は出さずに結果だけを伝え、その方法に興味を持ってもらうといったことです。例えば、『何故あのA子に彼氏ができたのか?』といった導入されるとこの疑問に興味が引かれ、その後の広告もしっかりと見てもらうことができ、ベネフィットに納得すれば来店に繋がるといったことです。
このように、ターゲットユーザーに届く【価値】を伝えられるベネフィットを、WEBやチラシ等の広告に載せて皆様の集客につなげみてはいかがでしょうか。
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