今日のスマ客blogは、『グーグルマップの広告で競合店に差をつける集客術 Part1』についてです。
こちらのブログでは、美容室やエステなどの美容系サロン、レストランや居酒屋などの飲食店といったリアル店舗から病院、歯科、税理士、弁護士など士業の事業所でのMEO対策が非常に有効といったことには何度も触れてきました。その中の質問としてよくいただくのが、グーグルマップ内にある広告枠のことです。
グーグルで検索した際に出るMAPの同枠内にある【さらに表示】のリンクボタンをクリックするとグーグルマップ画面へ遷移し、PC版なら画面の左側の一番上に〈広告〉といった形、スマホ版ならMAPのすぐ下に〈広告〉といった形で表示されます。スマホの場合は、グーグルで検索した時に表示される上位3位(MEO)までのMAPのすぐ下に〈広告〉といった形で表示される時もあります。
MEOでの上位表示対策にプラス、グーグルマップに表示される広告を併用することで、グーグルマップ内とグーグル検索結果画面ともに、競合店よりも目立たせ、ターゲットを来店・来場を促進させることができます。
ここでは、グーグルマップの広告の運用ポイントや競合店に差をつける集客術などを紹介したいと思います。
グーグルマップの広告概要
グーグルマップの広告は、正式名称を【ローカル検索広告】と言います。グーグルのテキストやバナー広告は【アドワーズ(AdWords)】と呼ばれますが、いうなればグーグルマップの広告は、【アドワーズ】の広告種別の1つになります。
通常の【アドワーズ】もそうですが、広告をとりあえず表示させれば集客できる!といった間違った考えのまま進みますと、無駄な広告費を垂れ流す結果になりかねません。そうならないようにターゲット心理を読み解き、広告を運用する必要性があります。グーグルマップの広告を表示させるためには、下記グーグルのサービス2つに登録・申請することが必須条件となります。
・アドワーズ
・マイビジネス
アドワーズは、先にも触れましたグーグル全体の広告のことを指します。マイビジネスは、グーグルが提供している無料の店舗情報・企業情報を載せられるコンテンツで、MEO対策を行う際に必ず登録しなければならないものとなります。グーグルマップの広告を行う際には、上記2つの登録・申請・申込を済ませなければなりません。済ませていない方は、下記URLより各ページに行けます。
グーグルアドワーズ(AdWords)登録申込
グーグルマイビジネス登録(申請)とオーナー確認
アドワーズとマイビジネスの登録・申請が完了するとグーグルマップの広告表示の準備がほぼ出来ました。後は、アドワーズ内にある住所表示オプション(無料)を有効にすることなど設定を行えば、グーグルマップの広告が始まります。下記URLに設定方法が記載されておりますので、ご参考まで。
次にグーグルマップの広告が表示される場所ですが、4つのパターンがあります。
①パソコンのグーグル検索からグーグルマップへ遷移したとき
②パソコンのグーグルマップで直接検索したとき
③スマホのグーグルマップで検索したとき
④スマホのグーグルで直接検索したとき
広告が表示される場合、パソコンでもスマホでも必ず〈広告〉と緑のアイコンで表示されます。※参考:図1パソコンでのグーグルマップ
①と②のパソコンの場合、共通しているのが必ずグーグルマップの画面で広告が表示されるといった点です。スマホの場合は、グーグルでキーワードを検索した結果に出没するMEOでのMAP枠にも出てくることが特徴です。※参考:図2スマホの直接検索
それだけ、スマホにとってこの場所(枠)は、魅力的ということも読み解けます。
PC版でのグーグルマップ広告位置
スマホ版でのグーグル検索時のグーグルマップ広告位置
グーグルマップの広告のメリット
グーグルマップの枠に広告をすることでどんなメリットがあるのでしょうか?大きく分けるとメリットは2つありますが、どちらもスマホに関するメリットとなります。リアル店舗や事業所など、昨今殆どがスマホで検索され、その内容からターゲットが判断し、問い合わせ、予約、来店・来場といった行動を起こすことが、かなり増えていることからこのメリットは見逃せません。
1つ目のメリットは、広告が表示される場所、特に上記④の【スマホのグーグルで直接検索】が大きく関わります。通常、直接検索時のMAP枠にMEOにて上位表示されている最大3店舗が優先的に枠内表示されますが、グーグルマップの広告が入ることで、MEOの上位表示の枠内の最上位に広告が表示されることから非常に目立つ位置での広告掲載となるため、来店・来場を促すことができます。
競合店がMEO対策で上位表示したとしても、広告を行っている店舗や事業所がグーグルマップの広告を配信していれば、競合よりも確実に上へ表示されるのです。通常の検索結果よりも目立つ位置に広告が表示されることから、ターゲットへのアピール力が高まり、ターゲットが店舗や事業所の情報を見て確認する機会が多くなります。
2つ目のメリットでも、上記④の【スマホのグーグルで直接検索】が大きく関わります。グーグルの直接検索時において、
・アドワーズ広告(テキスト)&グーグルマップの広告
・MEO&グーグルマップの広告
それぞれが同時、またはアドワーズ広告(テキスト)、MEO、グーグルマップの広告全てにに表示されるケースがあります。同じリアル店舗や事業所が同時に表示されることは、ただ単に露出が増えるだけでなく、ターゲットに【表示数=信頼】といった心理状態も作ることができますことから、相乗効果で集客効果が高まります。
グーグルマップの広告は、アドワーズ広告の中で設定することができるため、追加費用などは発生しませんので、同時に行うことができます。MEOにつきましては、競合がMEO対策をしている場合、対抗する必要性は出てきますが、成果報酬などリスクを低く抑えることのできる対策業者であれば、無駄な費用が発生せずに済みます。
少し、長くなりましたので、この続きは次回…
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