今回は、前回のからの続きとなります。もし前回の記事をご覧いただいていない場合は、グーグルマップの広告で競合店に差をつける集客術 Part1でご確認ください。
グーグルマップの広告のポイント
アドワーズ広告でも、きちんとした配信を行わなければ、無駄な広告費を垂れ流す結果になりかねません。そうならないようにターゲット心理を読み解き、広告を運用する必要性があることは、前記しておりますが、グーグルマップの広告も例外ではありません。ターゲットの心理をつき、その効果を最大限に発揮できるようにするためにはポイントがあります。そのポイントとは、グーグルマイビジネス内で、
・新鮮な画像を登録
・リアルで動いている旬の情報を発信
・良くも悪くも、口コミには返信
の3ポイントになります。
グーグルマップの広告は、PCでクリック・スマホやタブレットでタップされるとその店舗や事業所のナレッジパネルが表示されるケースが多いのですが、上記3ポイントはこのナレッジパネルの表示情報に非常に関係が深いことから、管理が重要となります。ナレッジパネル内の、新鮮な画像の登録、旬な情報の発信、口コミ返信を管理し、内容を充実させることで、検索してきたターゲットへ、より魅力的にそして正しい店舗や事業所の情報を伝えることができます。
上記の動きは、MEO対策にも確実に繋がる、必ず、見直しをして確実に実施することをお勧めいたします。グーグルマップで表示されるナレッジパネルの運用は、facebook、instagram、twitterといったSNSとよく似ています。ターゲットに新鮮な画像とリアルで旬な情報を伝え、口コミで拡散していくといった動きは、まさにそうです。このことからナレッジパネルの運用では、SNSを参考にしてみるのも良いと思います。
≪新鮮な画像を登録≫
SNSと同列で考えた場合、どうでしょうか?競合として場所や価格帯が同じような店舗・事業所と想定した場合、古い画像で枚数も少ないといった店舗A・事業所Aと較べ、新鮮な画像が数多く並べられている店舗B・事業所Bの方が動きもあり、且つ活気もあるような感じがして、感情的には店舗B・事業所Bの方へ行ってみたくなるような気になりませんか?
分かりやすくすれば、隣同士に同じような価格帯の八百屋があり、新鮮度が分からず、また品数も少ない八百屋と新鮮で品数も豊富な八百屋ならどちらから野菜や果物を購入しますか?といったことです。どう考えても後者の八百屋です。このことからターゲットは新鮮な情報(画像)から店舗・事業所の動きなども確認し常に比較しています。
≪リアルで動いている旬の情報を発信≫
上記新鮮なが画像と同じですが、画像情報だけでなくイベントや売れ筋商品(サービス)や新着商品(サービス)、お得な情報(サービス)を紹介することで、ターゲットへの興味を換気することができます。まずはココで興味を引いてもらい、本サイトへの流入をしてもらう方が、集客としてのハードルは低くなるかと思います。もちろん、直接電話などの問い合わせや予約があれば、尚良いですが。
≪良くも悪くも、口コミには返信≫
グーグルマップに入っている口コミは良くも悪くも関係なく、ターゲットはよく見ております。自分の店舗・事業所に都合の悪いことを書かれた口コミは相手にしたくないという気持ちも分かりますが、それを放置するのはNGです。
どうしても良い評価のみに返信してしまいがちですが、そのような行為をターゲットが見た場合、『そういう店舗・事業所』といったレッテルを貼られてしまい、心理的にはかえってマイナス評価となってしまい、来店・来場対象の店舗・事業所から外されてしまいます。
悪い評価に対し、身に覚えのあることであれば素直に謝罪し、今後のそのようなことがないよう運営の糧としていく旨の返信をすることで、それを見たターゲットは、『お客と真摯に向き合う店舗・事業所だな』といったことを思っていただくことが可能で、最初から来店・来場対象の店舗・事業所から外されるようなことはありません。
またスタッフにも『生のお客様の声』といったことで、今後の教育などに役立てることもできます。もちろん、繰り返し同じようなことで悪い評価を得ている場合は論外ですが…
グーグルマップの広告での注意事項
今まで、グーグルマップの広告での概要、メリット、ポイントをお知らせしましたが、最後に注意事項をお知らせしたいと思います。
≪表示テキストの変更はNG≫
グーグルマップの広告で表示される店舗名(法人名)や住所のテキスト部分は変更ができません。ここで表示されるテキスト部分はナレッジパネルと同じで、グーグルマイビジネ内スのメニューで設定している店舗名(法人名)、住所、業種、電話番号が表示される仕様になっています。このことからグーグルマップの広告内のみキャッチコピーを使ったマーケティングに有利な表示にするといったことはできません。
≪グーグルマップのみ広告はNG≫
他のアドワーズ広告には出稿せず、グーグルマップの広告だけに掲載させることはできません。前記しましたが、グーグルマップの広告を行う場合、アドワーズ広告の登録・申請後、設定を行います。アドワーズ広告がメインで、グーグルマップの広告はオプション(サブ)扱いになるからです。メインがないのにサブがあるのはおかしいですからね。
サロンや飲食店などのリアル店舗や病院、歯科、税理士など士業の事業所といった来店・来場型ビジネスで、ローカル(地域)密着型のビジネスでは、昨今の検索エンジンの仕様などから非常に重要な集客手法になりつつあります。
アドワーズ広告をまだ行っていない方も、はたまた現況アドワーズ広告を行っているもののあまり効果が出ていない方も、一度は試してみるのもよろしいかと思います。
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