2大検索エンジンのYahooとGoogleの上位表示(検索順位)を決めるアルゴリズム(AI)は、Googleのアルゴリズムを利用しているため、基本どちらの検索エンジでも同じような検索順位で表示されるシステムではありますが、普通に使用していますと検索順位に違いがみられることがあります。理由として、パーソナライズド検索というユーザーの使用履歴や端末、場所などを考慮した検索機能が関係していることが挙げられます。
パーソナライズド検索につきまして、《MEO対策で活用!GooogleMapで正確な順位を確かめる》をご確認ください。
アルゴリズムは今まで、何どもバージョンアップを重ね、ブラシュアップさせてよりユーザーの検索意図を汲み、より一層ユーザーへ有益な情報を与えようと進化してきております。この進化により、情報収集が出来ていないSEO対策業者は翻弄され、迷走します。
そして、また新たに進化を続けるGoogleのアルゴリズムが大きく変わってきました。今回紹介する変化は、昨年末から少しずつ始まり、今も続いております。では、Googleのアルゴリズムにどのような変化があったのでしょうか?
■検索意図を察知して検索結果に返す
これは、ユーザーが検索を掛けた時のキーワードの内容から、そのユーザーが求める検索意図をアルゴリズムが察知して、それに合った検索結果を返すといったことです。アルゴリズムが人間の言葉を理解し、その潜在的にある意図までも把握し、先回りをして結果を人間に伝えるといったことで、『ここまできたかAIは!』といった感じです。
もちろん完璧に把握できている訳ではないので、たまに少し逸れた形で結果を返すこともあるようですが、大きな間違いはなく、ほぼ合っているからというので驚きです。
では、どのような形で検索意図を分け、結果に反映させているのか?大きく分けて4つの人間の欲求に分かれます。
①知りたい欲求
検索目的が、自分では知らない・分からないといった情報を入手するための欲求です。例えば、【関節 痛み 原因】や【塩麹 メカニズム】といった検索で、根本理由を知りたいといった欲求を満たす目的となります。
このような検索結果の場合、多くは広告表示がされなくなります。これは知りたいことを調べているときに広告は邪魔になるからです。
②行きたい欲求
検索目的が、食べたい・遊びたい・治したい・綺麗になりたいなどといったお店や事業所に行く情報を入手するための欲求です。例えば、【渋谷 焼肉】、【表参道 美容室】といった検索で、自分が行きたいお店や事業所が何処にあるのかを調べるための目的となります。
このような検索結果の場合、地図(MEO)が表示されます。その地図を使ってお店や事業所の詳細情報や行くまでのナビを利用するケースが殆どです。
③チャレンジ欲求
検索目的が、試してみたい・作ってみたい・やってみたいといった時の参考例や成功例などの情報を入手するための欲求です。 例えば、【パンケーキ 作り方】、【肩こり ツボ】といった検索で、自分で実際に行う方法や、やり方を調べるための目的となります。
このような検索結果の場合、ユーザーが見て分かりやすく説明している動画や画像などが表示されます。
④買いたい欲求
検索目的が、商品やサービスを購入するに必要な情報もしくは商品やサービスの比較情報を入手するための欲求です。例えば、【女性 誕生日プレゼント】、【Tシャツ 格安】といった検索で、商品やサービスを求める時に調べるための目的となります。
このような検索結果の場合、通販サイトや購入に関わる広告が表示されます。
検索意図が、これら4つの分類に分かれる情報は、Googleの公式情報にて公開されております。
このように、ユーザーの検索意図を汲む検索エンジンのアルゴリズムに対しては、ユーザーの検索意図や目的といった上記内容を理解し、SEO対策(MEO対策)の戦略を考えるのが重要かと思います。
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